起立性調節障害(OD)とは、
起立時にめまいや動悸、失神などが起きる自律神経の病気を「起立性調節障害」といいます。
小学校高学年から中学校の思春期の子どもに多く、中等症や重症の場合、朝なかなか起きられないことから不登校につながることもあるようです。
実際に不登校の子どもの約3分の2が起立性調節障害に悩まされているといわれています。
自分の意思ではどうにもならない病気のため、保護者が起立性調節障害への理解を深め、お身体の調整、食事内容の調整、メンタル面での調整に取り組んでいくことが大切だと考えます。
起立性調節障害は、食欲不振や顔面蒼白、倦怠感などの症状が表れることもあります。
娘なのですが、病院で、「起立性調節障害」と言われて自律神経が問題だと言われたのですが治りますか?
どうして当院を選んで下さったのでしょうか?
自律神経の整体をして頂けるとありましたので・・・
ありがとうございます。数ある袖ケ浦市の整体院の中から高橋整体院を選んで下さり感謝いたします。
起立性調節障害(OD)は、自律神経の問題と言いましても他にも色々と原因があると考えています。
例えば、体の60~70%は、水分、体液があります。
体液は、血液、脳脊髄液、リンパ液、ホルモン、細胞間、細胞内にもあります。その体液が常に循環しています。
その循環が滞るようになると浮腫ができたり、体内で炎症を起こしたり、自律神経の働きを悪くしたり、自己免疫能力を下げたり、様々なトラブルが起こります。
また、食事内容のバランスが崩れても同様のことが起こりますし、
メンタルのバランスが崩れても同様なことが起こります。
そうなのですか? 自律神経だけの問題ではないのですか?
そうなのです。どこに原因があるのか? そこを探しながら対策を講じる必要があります。
その原因を見つけて対策を実施していけば健康な状態に戻り、維持していけるようになると考えています。
分かりました。
一緒に頑張って行きましょう。
起立性調節障害(OD)の原因は?
高橋整体院では、次のように考えています。
1.お身体全体の体液循環が悪い
血液、脳脊髄液、リンパ液、ホルモン、細胞内、細胞間に約70%と言われる水分が有り、これらの循環が滞っている。
それは、足指から足首、骨盤、脊椎、頭蓋などの各関節が動きにくくなっているためにお身体全体の筋肉の柔軟性が制限されて体液循環が滞るようになります。
そうなると、起きているときに一番高位にあった頭部に下半身に集まっていた細胞間の体液が頭部に移動し、脳内の血管が圧迫され、脳への血流が減少してしまうと考えます。
朝になって起きようとしたときに脳内の血流が少なくなっているので起きることができなくなってしまったり、ひどいときは失神した状態となると考えます。
2.食事内容のアンバランス
オメガ6系の油の取り過ぎ、オメガ3系の油の摂取不足が体内の炎症を増加させ、浮腫を作りやすくします。浮腫ができると寝るときに、脳内血管を圧迫し、脳内血流を妨げることになり、起きられなくなったりすると考えます。
3.メンタル面のアンバランス
不安や怒りの感情が多くなることで、自律神経の交感神経を緊張させることになります。交感神経が緊張すると血管を締め付けることになり、血圧が上がったり、血流が滞ることにもなります。
これらが複合的な原因となり、悪循環となっていることもあります。
起立性調節障害(OD)を元気になる方法は?
起立性調節障害(OD)を元気になる方法は、高橋整体院の臨床経験から導き出したものですから、医学的科学的エビデンスはありませんのでご承知置き下さい。
1.お身体体液循環を整えます。
・足指の調整から、足首、骨盤、脊柱、頭蓋骨などの骨格から、全身の筋肉バランスを整えて体液循環を整えます。
・脳内ホルモン(神経伝達物質)エンドルフィン、オキシトシンなどが分泌しやすくするために小脳の活性化、成長を促すようにします。
・内臓機能の働きを活性化するようにします。
2.食事内容のバランスを考えた食事
・オメガ6系の油の摂取をゼロに近づけて、オメガ3系の油の摂取をして頂きます。症状が安定するまでは、フライ、天ぷら、炒め物などは控えて戴き、青魚(EPA,DHA)、エゴマ油、亜麻仁油などのオメガ3系の油をしっかりとって頂きます。
・海塩(海水から作ったミネラル豊富な塩)をしっかりととって戴き、不足しているミネラルを補給して戴きます。
・トランス脂肪酸(マーガリンなど)を含む食品をゼロに近づけて戴きます。
・腸内善玉菌が増加するような食事に注意して戴きます。
3.メンタル面の調整
不安や怒り、悲しみなどの感情を持っていると自律神経の交感神経を緊張させて、血流を滞らせますので、メンタルリセット法などを活用して、心の安定化を行います。
お身体、食事、メンタルの調整で健康体作りを行い、起立性調節障害(OD)から抜け出して、毎日を笑顔で元気に過ごせるようにしましょう。